腕時計型カメラの大容量メモリ内臓モデルが登場した。これは腕時計型カメラでは「初」!!今回はこの大容量のメモリを内臓したスパイダーズXブランドの W-704を紹介していこう。
外観が大き目のタイプの小型カメラでは現在32GBは主流となってきているが、腕時計型カメラのように小さなものでは16GBが最高だった。これが32GBになったことで腕時計型カメラファンにとっては嬉しい「初」になるだろう。
1.腕時計型カメラは内臓メモリ
腕時計型カメラは基本メモリが内臓されている。これはこの本体の大きさ、形状によるものが大きくmicroSDカードはとても小さく小型カメラではよく使われる外部ストレージだが、腕時計のようにステンレスで出来ている本体ケースにあのmicroSDカードを挿入するスペースを作るのは構造上難しいといえるだろう。
それゆえ、時計型カメラではメモリを内臓したタイプが主となっている。
2.大容量のメリット
大容量メモリのメットは、やはりデータ容量の大きい動画がたくさん保存できること。画像ならそれほどデータは大きくなく16GBでも大量に保存できますが、動画は高画質になればなるほどデータ量が大きくなるので32GBはとても嬉しいですね。今や小型カメラも標準のようにハイビジョンやフルハイビジョインの高画質を採用しています。高性能にやっと内臓メモリが追いついた感じと言えます。
今までの腕時計型カメラでは、8GBや16GBまでとなっていたが今回、待望の32GBが発売されたことは、腕時計型カメラを普段から使っているファンにはとても嬉しいでしょう。
3.使える機能搭載
使える、役に立つ機能が今回このスパイダーズX (W-704)には搭載されています。すべての最新機能を取り入れた高性能モデルの位置付けのW-704には「音感検知機能」が搭載されています。よく搭載されている便利な「動体検知機能」ではなく、あえて音感知を採用した辺りはNEWな機器へのメーカーの意気込みが感じられる。
この音感知機能は「音」に反応して自動で録画を開始する機能で、例えばこの腕時計型カメラを腕から外してテーブルなどの上に置いていた時、誰かがあなたの部屋に入ってきた物音で録画を開始する。動きをレンズが感知する動体検知とは根本的に違う機能であることが分る。
4.スペック
最新機種の腕時計型カメラの主要スペックを抜粋して説明していきましょう。レンズ品質については申し分のない1080Pフルハイビジョンを採用しています。やはり高画質にこだわるあたりは使うユーザーが高画質を求めていることが分るだろう。
フレームレートに関しても25FPSと標準的です。映画が24FPS、テレビやDVDが30FPSなので必要にして十分と言えるでしょう。フレームレートは1秒間に何コマ撮影されるかのコマ数で、映像の滑らかさに影響する指標です。
人気のある赤外線ライトに関しては不可視ライトを採用(肉眼で見えない光)これが文字盤面に4灯搭載されているので暗闇を撮影してい方には嬉しい装だ。
他詳細なスペックは以下の通りだ。
【製品機能】
・動画撮影
・静止画撮影
・赤外線撮影(手動点灯式)※不可視タイプ
・音感検知機能
・生活防水機能(防水用キャップ使用時)
【稼働時間】録画:〜約2時間
【製品サイズ】約51×54×17mm(横×縦×厚み)
【重量】約150g
【対応OS】Windows 10/8.1/8/7/VISTA/XP(動作確認済)
【保証期間】製品到着後1ヵ月間
【セット内容】
1.製品本体
2.USB接続ケーブル
3.防水用キャップ
4.日本語取扱説明書
5.製品保証書
5.デザイン
クロノグラフでうまくデザインされている。腕時計型カメラでは操作ボタンを配置するため、カモフラージュ性を高めるたもにも多くの機種でクロノグラフ風を採用している。これがスーツでもカジュアルな装いでも合うからビジネスからプライベートまで広く使えるデザインとなっている。
W-704の特徴は赤いさし色を針やステータスランプ部のマークにも採用していることで、今までにないカッコいいデザインでありながらクールにまとめられている。
6.まとめ
このスパイダーズX W-704の一番のおすすめポイントはやはり32GBの大容量内臓メモリだろう。これを除けばデザインの見た目や「動体検知」が「音感知」に変更になった点、これを除けばそれほどスペックに違いはない。
見た目に関しては好みの問題になるところが大きいので、気に入ったデザインを選べばいい。しかしメモリだけは変更のしようがない、もし今腕時計型カメラを検討していて、動画や画像をより多く保存しておきたい、または外部電源をつないで長時間の録画をする必要があるなら、このW-704をおすすめする。