可動レンズを搭載したクリップ型カメラ。この動くレンズがポイント、腕時計型、ペン型、置き時計型カメラもいいけど、これほどマルチにいろいろな場面で使えるカメラは他にはない。
スパイカメラ、どれにするか悩んで決まらないなら迷わずクリップ型カメラがおすすめ。その理由を「スパイカメラを知りつくした私が」徹底解剖し、使い方まで紹介していきます。
目次
1.クリップ型カメラとは
2.クリップ型カメラをおすすめする理由
2-1.レンズが隠せる
2-2.アングルが自在に変更できる
2-3.いろんな場面で使える
2-4.同化させることができる
3.まとめ
1.クリップ型カメラとは
クリップ型カメラは、本体の背面に付いたクリップであらゆる場所に挟めるカメラです。ここではクップ型カメラ、ペンクリップ型カメラがその対象です。
ここでいうクリップ型カメラは、マルチに使える条件を満たした機種のみ紹介していきます。基本的にはこの写真の形状をした小型カメラで、レンズが90°、もしくは180°回転するクリップ型カメラを対象としている。
⇒スパイダーズX P-350 レンズ90°回転
⇒匠ブランド Z-LO11 レンズ90°回転
⇒匠ブランド Clip-Master レンズ180°回転
・2018年4月20日現在
2.クリップ型カメラをおすすめする理由
代表的な使い方ではスーツの胸ポケット、ノート、手帳などに挟んで使う方法です。これらの使い方はどちらかと言うと、見せて撮る方法です。
しかしスパイカメラを必要とする人の多くは「隠して撮る」が目的です。それなら腕時計型カメラや置き時計型カメラ、ライター型カメラなど、ばれにくい小型カメラがいいのでは?と思いますね。
しかしここではマルチに使える万能の小型カメラが条件です。だからこそあえて90°~180°回転するクリップ型カメラを紹介しています。レンズが90°、もしくは180°動くこと、本体が平たく薄い設計。この2つの条件と黒いボディがミソとなるワケです。
2-1.レンズが隠せる
小型カメラでは、スパイ要素が強くカメラであることが「ばれるとマズイ」使い方をしている人が大半だと思います。例えば、セクハラやパワハラの証拠撮影、DV被害の決定的瞬間の撮影、もめ事の言った言わないの撮影や記録、重要な約束等の証拠、ストーカー被害、空き巣対策、防犯カメラに代わりなど。
どれも撮影していることがばれると大きな問題になることがあり、逆に被害が拡大してしまうことも考えられます。そう考えると、カメラレンズがあることを隠せるメリットは大きいはずです。
レンズが動くことでくるっと回転させることで即、レンズを見えなくさせることが可能なので、今ヤバいな・・・と思う場面に遭遇したとき、カメラレンズを隠す対応ができるのです。
2-2.アングルが自在に変更できる
このカメラの一番のメリットはやはり回転するレンズの恩恵である。レンズが90°もしくは、180°回転することで、アングルが変更できること。
クリップ型カメラを机の上に置いた状態を想像して下さい。レンズが動かない場合、ある一方向(レンズが固定された方向のみ)しか撮影できないことになります。
しかしこの回転レンズを搭載した小型カメラなら、正面、斜め、上部など同じ場所に置いていてもレンズを少し動かすだけで欲しい方向の撮影ができます。
これが意外にも便利、使い方でのちほど説明していきます。
2-3.いろんな場面で使える
クリップ型カメラだからこそいろんな場所、場面で使えるメリットがあります。例えば置き時計型カメラ、掛け時計型カメラ、フック型カメラ、火災報知器型カメラなどはある程度、固定して使うことに限定されます。
逆にペン型カメラやメガネ型カメラ、腕時計型カメラ、ライター型カメラ、充電器型カメラは持ち運んで、身に着ける、持つ事が主目的のカメラです。
持ち運べる小型カメラは、身に着ける、持つ以外にも置いて撮影することもできます。腕時計型カメラでは机たテーブルに置いて、ペン型カメラならペン立てに入れて、スーツの胸ポケットなど。しかしこれ以外の使い方になると限界があります。
そこでクリップ型カメラなら、持ち運びでは7、バッグに挟む、スーツの胸ポケットに挟んで、ズボンのポケット、上着のポケット、ノート、手帳などあらゆる場所に挟んで使えます。
ただしこれは基本の使い方です。これだけでも十分便利で挟むことができる場所ならどこでも使える便利さがあります。
ここまでなら使い方にもよりますが他のスパイカメラとあまり大差ありません。次の章でクリップ型カメラだからこそできる使い方を紹介していきます。
2-4.同化させることができる
ここで紹介しているクリップ型カメラのデザインはどれも薄型で色はブラック。黒いものは自宅、ホテル、店舗、自動車内など、どこにいても黒いものはたくさんあります。例えば自宅やホテルでは家具、家電、小物、自動車の車内では内張、ダッシュボード周り、シートなど。
そこでクリップ型カメラが活躍します。家電や壁、自動車内など挟めない場所では、クリップ型カメラの裏側に両面テープを使って家電、テレビやオーディオなどに貼り付けて使うこともできます。
ブラックのカメラとブラックの家電。貼り付ける場所にもよりますが、これが意外と同化して気付きにくい。
家電の裏側に貼り付けてレンズ部分だけ出す取り付け方、家電の凹凸部分にうまく貼り付ける方法、タンスやボードなど工夫すれば貼り付ける場所はたくさんあります。
貼り付けて使う場合も稼働レンズが活躍します。正面、斜め方向、上側、下側も撮影することができます。他には、掛け時計に貼り付ける、天井の照明、エアコンなどに貼り付けても使うことができます。
どの場所に貼り付けて固定させても、可動レンズのおかげでアングルは自在です。
意外と誰も気付かない方法ですが、動くレンズを搭載したクリップ型カメラは基本の使い方よりも、応用しての使い方の方がばれにくく証拠になる動画を手に入れやすくなります。
※実際の使用は自己責任でお願いします。(免責事項)
3.まとめ
いろいろな種類があって小型カメラ選びに迷って決まない、そんな人にはレンズが動くクリップ型カメラがおすすめ。持ち運びから固定利用なでマルチに使える便利さ、可動レンズでアングルが選べる便利さは1台で何役もこなすアイテムです。
あれこれいくつも購入するよりも経済的で、クリップ型カメラはどれもリーズナブルな価格帯が魅力です。初心者からプロレベルまでおすすめできるスパイカメラ。
最後に小型のカメラはスパイ的要素があり、スパイカメラとも呼ばれています。その分使い方を間違えれば、犯罪になることも、状況を悪化させてしまうことがあるので利用には注意が必要です。